カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
カテゴリー
最新CM
[11/16 クステ]
[11/04 クステ]
[10/06 クステ]
[08/26 クステ]
[08/13 KAZ]
ブログ内検索
カウンター
2011/06/23 (Thu)
今回はアルギン酸カプセルの調製実験。
今回は2つの実験を行う。
○器具・薬品
【器具】
50mlビーカー(4個)、100mlビーカー(2個)、200mlビーカー(1個)
サンプル瓶(4個)、ロート、駒込ピペット(3本)、薬匙、ガラス棒、
ろ紙、ガーゼ、ウォーターバス。
【薬品】
炭酸ナトリウム十水和物、メタノール、塩化カルシウム二水和物、
ヨウ素液、希ヨウ素液、デンプン溶液、アルギン酸ナトリウム。
●実験1−1「アルギン酸カプセルの調製」
○操作
・前準備
(1)アルギン酸ナトリウム0.2gを50mlビーカーに量り取り、
蒸留水20mlを加え溶解させる。(A液)
(2)100mlビーカーに塩化カルシウム二水和物10gを量り取り、
蒸留水を加えて100mlとする。(B液)
・カプセル調製
50mlビーカーにB液を約30ml入れ、そこに駒込ピペットを用いて、
A液を滴下する。得られたアルギン酸カプセルをピンセットで
つまみ取り、蒸留水で洗浄した後、手に取って硬さや形状を確認する。
○観察
色:透明だがよく観察すると薄い白色が見える。
硬さ:表面は凹むが強く押さないとつぶれない。
弾力がある。固いゼリーの様。
潰す:形状が変わる。液体は出ない。中までゼリー状になっている。
●実験1−2「ヨウ素-デンプン反応」
・前準備
(1)サンプル瓶にA液2mlとデンプン溶液を2,3滴加えて
よく混ぜる。(C液)
(2)別のサンプル瓶にA液2mlとヨウ素液2,3滴を加えて
よく混ぜる。(D液)
・ヨウ素-デンプン反応
実験1−1で用意した物とは別に2つの50mlビーカーにB液を
約30mlずつ入れる。
C液とD液をそれぞれ別のB液に滴下し、カプセルを調製した後、
ピンセットでつまみ取り、蒸留水で洗浄する。
(この時出来たカプセルをC'とD’とする。)
サンプル瓶に希ヨウ素液2mlをとり、そこにカプセルC’を入れ、
反応の様子を観察する。同様に別のサンプル瓶に
デンプン溶液2mlを取り、カプセルD’を入れ、反応を観察する。
変化が見られなくなったら、アルギン酸カプセルを取り出し
半分に割って、中の様子を観察する。
○観察
C’:透明
D’:薄い褐色
(1)それぞれをヨウ素液・デンプン液に投入。
C’をヨウ素液に投入
→カプセルが黒くなる。(カプセルをC’’とする)
D’をデンプン液に投入。
→デンプン液が青くなる。(カプセルをD’’とする)
(2)投入したカプセルを割って観察。
C’’:中まで黒色に近い青紫に染まっている。
D’’:表面は青紫色に染まる。中は褐色。
○考察
デンプン液をいれたC’’が中まで染まり、ヨウ素液を入れたD’’が
中まで染まらず、液体の方が青紫になった。
この事から、アルギン酸カプセルは表面が半透膜であるため、
ヨウ素液を通し、分子量の大きいデンプン溶液を通さなかった為、
この様な結果になったと考える。
●実験2「昆布からのアルギン酸ナトリウムの抽出」
○操作・観察
(1)100mlビーカーに炭酸ナトリウム5gと昆布粉末を2gを
秤り取り、蒸留水約50mlを入れる。
(2)上記の物を80℃以上に加熱したウォーターバスに入れ、
5分以上加熱。アルギン酸ナトリウムを抽出する。
観察:粘性のある液体。薄い白濁色。
(3)アルギン酸ナトリウムが抽出された液体中に存在する
固形物をガーゼを用いて濾過する。
(4)ろ液をメタノール50mlを入れた200mlビーカーに注ぎ入れ、
アルギン酸ナトリウムの沈殿を生成させる。
観察:粘性が無くなる。乳白色。
(5)沈殿物を残してメタノールを捨て、新たに
メタノールを加え洗う。
(6)メタノールを捨て残った沈殿物をペーパータオルに乗せ、
完全に乾燥させる。
観察:少し固く弾力が無い。薄茶色。
重量:5.7g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はこれで終わり。
2番目の実験は本当は取り出したアルギン酸ナトリウムから
カプセルを調製する予定だったらしいのですが、今回は
時間がなかったため省かれたみたいです。
さて、次回の実験は「分光光度計による水質濁度の測定」
なのですが・・・
これあんまり面白くなくて、まとめる所も少ないので
記事にするかは微妙です。
まとめはこれの次の実験にするかね・・・
今回は2つの実験を行う。
○器具・薬品
【器具】
50mlビーカー(4個)、100mlビーカー(2個)、200mlビーカー(1個)
サンプル瓶(4個)、ロート、駒込ピペット(3本)、薬匙、ガラス棒、
ろ紙、ガーゼ、ウォーターバス。
【薬品】
炭酸ナトリウム十水和物、メタノール、塩化カルシウム二水和物、
ヨウ素液、希ヨウ素液、デンプン溶液、アルギン酸ナトリウム。
●実験1−1「アルギン酸カプセルの調製」
○操作
・前準備
(1)アルギン酸ナトリウム0.2gを50mlビーカーに量り取り、
蒸留水20mlを加え溶解させる。(A液)
(2)100mlビーカーに塩化カルシウム二水和物10gを量り取り、
蒸留水を加えて100mlとする。(B液)
・カプセル調製
50mlビーカーにB液を約30ml入れ、そこに駒込ピペットを用いて、
A液を滴下する。得られたアルギン酸カプセルをピンセットで
つまみ取り、蒸留水で洗浄した後、手に取って硬さや形状を確認する。
○観察
色:透明だがよく観察すると薄い白色が見える。
硬さ:表面は凹むが強く押さないとつぶれない。
弾力がある。固いゼリーの様。
潰す:形状が変わる。液体は出ない。中までゼリー状になっている。
●実験1−2「ヨウ素-デンプン反応」
・前準備
(1)サンプル瓶にA液2mlとデンプン溶液を2,3滴加えて
よく混ぜる。(C液)
(2)別のサンプル瓶にA液2mlとヨウ素液2,3滴を加えて
よく混ぜる。(D液)
・ヨウ素-デンプン反応
実験1−1で用意した物とは別に2つの50mlビーカーにB液を
約30mlずつ入れる。
C液とD液をそれぞれ別のB液に滴下し、カプセルを調製した後、
ピンセットでつまみ取り、蒸留水で洗浄する。
(この時出来たカプセルをC'とD’とする。)
サンプル瓶に希ヨウ素液2mlをとり、そこにカプセルC’を入れ、
反応の様子を観察する。同様に別のサンプル瓶に
デンプン溶液2mlを取り、カプセルD’を入れ、反応を観察する。
変化が見られなくなったら、アルギン酸カプセルを取り出し
半分に割って、中の様子を観察する。
○観察
C’:透明
D’:薄い褐色
(1)それぞれをヨウ素液・デンプン液に投入。
C’をヨウ素液に投入
→カプセルが黒くなる。(カプセルをC’’とする)
D’をデンプン液に投入。
→デンプン液が青くなる。(カプセルをD’’とする)
(2)投入したカプセルを割って観察。
C’’:中まで黒色に近い青紫に染まっている。
D’’:表面は青紫色に染まる。中は褐色。
○考察
デンプン液をいれたC’’が中まで染まり、ヨウ素液を入れたD’’が
中まで染まらず、液体の方が青紫になった。
この事から、アルギン酸カプセルは表面が半透膜であるため、
ヨウ素液を通し、分子量の大きいデンプン溶液を通さなかった為、
この様な結果になったと考える。
●実験2「昆布からのアルギン酸ナトリウムの抽出」
○操作・観察
(1)100mlビーカーに炭酸ナトリウム5gと昆布粉末を2gを
秤り取り、蒸留水約50mlを入れる。
(2)上記の物を80℃以上に加熱したウォーターバスに入れ、
5分以上加熱。アルギン酸ナトリウムを抽出する。
観察:粘性のある液体。薄い白濁色。
(3)アルギン酸ナトリウムが抽出された液体中に存在する
固形物をガーゼを用いて濾過する。
(4)ろ液をメタノール50mlを入れた200mlビーカーに注ぎ入れ、
アルギン酸ナトリウムの沈殿を生成させる。
観察:粘性が無くなる。乳白色。
(5)沈殿物を残してメタノールを捨て、新たに
メタノールを加え洗う。
(6)メタノールを捨て残った沈殿物をペーパータオルに乗せ、
完全に乾燥させる。
観察:少し固く弾力が無い。薄茶色。
重量:5.7g
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はこれで終わり。
2番目の実験は本当は取り出したアルギン酸ナトリウムから
カプセルを調製する予定だったらしいのですが、今回は
時間がなかったため省かれたみたいです。
さて、次回の実験は「分光光度計による水質濁度の測定」
なのですが・・・
これあんまり面白くなくて、まとめる所も少ないので
記事にするかは微妙です。
まとめはこれの次の実験にするかね・・・
PR
この記事にコメントする
無題
このエントリを読んで浮かんだことを、以下にコメントします。正直に申し上げて、ただの苦言です。さきにお詫び申し上げます。
まず、これは結果なのか予想なのか?ということが気にかかりました。
表現が非過去なので、この文章は計画レポートで、途中にいくつかある『観察』の項は、予測される結果だと思って読んでました。なので、最後の『今回はこれで終わり』のパラグラフを読んだとき、もしかしてこの実験は実施済みで、これは結果レポートだったのか?と困惑しました。どっちなのか分からなかったからです。
あと気になったのが、一部表現の不明瞭さです。
実験1-1の『観察』で、『強く押さないとつぶれない』とは、どのように強く押したのでしょうか? 指先で押したのか、手のひらで押したのか、それとも何かの器具を使ったのか、それが疑問に浮かびました。
また、実験2の(6)の『少し固く弾力が無い』とは、何と比較してのことだったのでしょうか? 実験1の生成物とでしょうか。
小さなことですが、読み解くのに苦労するので、ちょっと読むのを やめたくなりましたよ。
ただ、なんだかんだで なにがしかの文章をまとめてブログにアップし続けるクロりんに、私は感心し、敬意をいだいています。と取り繕って、このコメントを終わらせておきます。
まず、これは結果なのか予想なのか?ということが気にかかりました。
表現が非過去なので、この文章は計画レポートで、途中にいくつかある『観察』の項は、予測される結果だと思って読んでました。なので、最後の『今回はこれで終わり』のパラグラフを読んだとき、もしかしてこの実験は実施済みで、これは結果レポートだったのか?と困惑しました。どっちなのか分からなかったからです。
あと気になったのが、一部表現の不明瞭さです。
実験1-1の『観察』で、『強く押さないとつぶれない』とは、どのように強く押したのでしょうか? 指先で押したのか、手のひらで押したのか、それとも何かの器具を使ったのか、それが疑問に浮かびました。
また、実験2の(6)の『少し固く弾力が無い』とは、何と比較してのことだったのでしょうか? 実験1の生成物とでしょうか。
小さなことですが、読み解くのに苦労するので、ちょっと読むのを やめたくなりましたよ。
ただ、なんだかんだで なにがしかの文章をまとめてブログにアップし続けるクロりんに、私は感心し、敬意をいだいています。と取り繕って、このコメントを終わらせておきます。
Re:無題
http://www.report.gusoku.net/jikken/chemistryreport.html
言われてから調べる人。
> まず、これは結果なのか予想なのか?ということが気にかかりました。
まとめは実験の後に書いた物です。
時制がめちゃくちゃで、混乱させてしまった様で。
もうしわけありませんでした。
> あと気になったのが、一部表現の不明瞭さです。
記載漏れやら、いい加減な表現でメモしてた物やら。
実験1-1の『観察』は指の先で押した物で、
実験2の(6)の方は・・・主観的表現で比較対象はありませんでした。
レポートに書く表現ではありませんでしたね。
指摘を頂いた時点では、このまとめのレポートはまだ手元にあったので
時制と表現を修正して提出してきました。
次回のまとめからその辺も気をつけて書きます。
言われてから調べる人。
> まず、これは結果なのか予想なのか?ということが気にかかりました。
まとめは実験の後に書いた物です。
時制がめちゃくちゃで、混乱させてしまった様で。
もうしわけありませんでした。
> あと気になったのが、一部表現の不明瞭さです。
記載漏れやら、いい加減な表現でメモしてた物やら。
実験1-1の『観察』は指の先で押した物で、
実験2の(6)の方は・・・主観的表現で比較対象はありませんでした。
レポートに書く表現ではありませんでしたね。
指摘を頂いた時点では、このまとめのレポートはまだ手元にあったので
時制と表現を修正して提出してきました。
次回のまとめからその辺も気をつけて書きます。
アルギン酸カプセル
初コメです。
理系の大学に通っている者です。
アルギン酸カプセル(ボール?)の実験は環境科学実験でやったことがあるのですが、アルギン酸カプセルは人工のイクラだということを言っていた人がいました。これって本当なのでしょうか?
ご存じであれば教えて頂けないでしょうか?
理系の大学に通っている者です。
アルギン酸カプセル(ボール?)の実験は環境科学実験でやったことがあるのですが、アルギン酸カプセルは人工のイクラだということを言っていた人がいました。これって本当なのでしょうか?
ご存じであれば教えて頂けないでしょうか?
Re:アルギン酸カプセル
コメントありがとうございます。
>アルギン酸カプセルは人工のイクラ〜
chloもあまり詳しいとは言えない方なのですが、まとめにある通り、アルギン酸
ナトリウムは昆布から抽出できる化合物で、
ここから調整したカプセルも食べることが出来ます。
アルギン酸ナトリウムで人工イクラ作ってたはずです。
その他の物質は良く分かりません。申し訳ないです。
ただ、実験でやった感触から見て実際のイクラに近づける為には
それなりに技術や知識が必要かもしれません。
(出来た物はイクラよりグミに近かった。)
>アルギン酸カプセルは人工のイクラ〜
chloもあまり詳しいとは言えない方なのですが、まとめにある通り、アルギン酸
ナトリウムは昆布から抽出できる化合物で、
ここから調整したカプセルも食べることが出来ます。
アルギン酸ナトリウムで人工イクラ作ってたはずです。
その他の物質は良く分かりません。申し訳ないです。
ただ、実験でやった感触から見て実際のイクラに近づける為には
それなりに技術や知識が必要かもしれません。
(出来た物はイクラよりグミに近かった。)